プロのそろばんの先生に教わって，初めてのそろばんに挑戦しました。最初にそろばんのそれぞれの場所の呼び方や，玉の置き方やはらい方について教わりました。

　そろばんの桁枠のかわりに机を中央において，人がそろばんの玉になって，その動かし方を分かりやすく教えてくださいました。たいへんありがとうございました。

　体育館で，２日と４日の２日間に分けて行った，今月の校長先生のお話は，今年で１０年目を迎える，「３.１１を忘れない」東日本大震災についてでした。残念ながら，子どもたちは全員，東日本大震災のことがよく分かりません。生まれて間もなかったから，または，生まれていなかったのですから。そこで校長先生は，上学年では，震災の統計や写真の紹介，下学年では，光丘真理さん作，山本省三さん絵の「たんぽぽ あの日をわすれないで」の絵本の朗読を通して，震災の恐ろしさや，被災したみなさんの心情を伝えてくださいました。
　私たちは，今，生きていることに感謝の気持ちをもち，一日一日を大事に生きていかなくてはならない。校長先生は，そう言ってお話を締めくくられました。３月１１日は，学校で，地震の被害で亡くなられた方々に「黙祷」を行い，哀悼の意を表します。

　６年生が，二十歳の成人式の時に開封することになっている「タイムカプセル」の封印式を行いました。１人ずつ，二十歳の自分に向けた「メッセージ」と，自分で考えた「残したい物」を，密封できるポリ袋に入れて準備しました。　

学級で記念写真を撮りました。その後で，衣装ケースに１人ずつ入れて，代表が蓋を閉じました。

　タイムカプセルは，学校のコモンホール上のロフトで，開封の時まで保管されます。封を開ける時の「あなた」は，どんな成長を遂げているか，とても楽しみですね。